販売経路ごとに、手作業が発生
店舗・EC・モール・倉庫のシステムが分断され、受注の取り込みや情報の転記に人手が必要でした。販売経路が増えるほど、現場の負担も積み重なっていました。
業務システム開発事例
大手家具小売企業 / 業務システム・EC連携
家具特有の販売・配送の仕組みを理解し、店舗・EC・倉庫をつなぐ中間管理システムを開発。
受注・在庫管理と店舗の操作環境を改善し、販売チャネルが増えても、安定して運用できる体制を整えました。
月80時間
モール受注の取り込みを自動化。
1日約4時間、月20日分の作業を削減。
10年以上
業界特有の業務を支える仕組みを残し、
必要な連携と機能を追加。
同じUIで
iPadを活用し、 接客から受注処理まで、
店舗で使いやすい操作環境へ。
PROJECT OVERVIEW
CHALLENGE
複数チャネルで販売を増やした結果、日々の受注取り込み・在庫管理の連携に人手がかかり、現場の負荷が積み上がっている課題を抱えていました。
店舗・EC・モール・倉庫のシステムが分断され、受注の取り込みや情報の転記に人手が必要でした。販売経路が増えるほど、現場の負担も積み重なっていました。
倉庫にある商品、メーカーからの取り寄せ、仕様を選ぶカスタマイズ品。商品によって在庫・納期・発注の扱いが異なり、まとめて管理することが難しい状態でした。
10年以上使われてきた基幹システムには、業界特有の商習慣や例外処理が組み込まれていました。日々の業務を支える仕組みを維持しながら、改善する必要がありました。
APPROACH
家具は店頭で購入しても、商品は倉庫から配送されます。
在庫・納期・受発注・入荷の業務フローが別システムだった店頭管理を、ECサイトの管理と統一し、レジと連携させる提案をさせていただきました。
当社は物流システムを含めたEC構築の経験が多数あります。
連携するうえで、既存の業務フロー改善を含め、店舗での接客、商品の選定、物流への流し込みまでを現地でヒアリングし、構築を進めました。
OUR DECISION
全面刷新やSaaS移行も比較したうえで、長年蓄積された業務知識を活かす構成を選びました。
中間管理システムが各システムのデータを集約・中継。現場の業務を続けながら、必要な機能を段階的に導入しました。
SOLUTION
チャネルごとに基幹と個別に連携する構成では、
これにより、基幹システムの改修も最小限もおさえることがきました。
結果として、モール受注の取り込みを効率化し月80時間分の手作業を削減しました。
受注取り込み / 在庫同期
商品・権限管理
店舗・EC・モール・倉庫を、中間管理システムでつなぐ構成に。各システムの仕様の違いを吸収し、既存基幹への変更を抑えながら、新しい販売経路にも拡張しやすくしました。
モールごとの受注取り込みと在庫同期を自動化。同時更新で処理が止まる問題にも、データベースの設計と更新処理の見直しで対応し、安定した運用を支えています。
スマレジと業務画面を同じiPadで利用できるようにし、手書きの業務から移行。業務別の権限と操作マニュアルを整え、導入後の運用まで支援しました。
PROJECT VOICES

10年運用の基幹システムを壊さずに、次の10年を作る。この難しさに正面から向き合いました。既存の業務フローを丁寧にヒアリングし、業務を止めずに段階リリースする方針を、お客様と一緒に決めていったプロセスが印象に残っています。難しさはもちろんありましたが、これまでの自分の経験が大いに活かせました。それが形になっていく過程は、作っている立場からも楽しいものでした。
複数モールの仕様差異と、既存基幹の業務ロジックを両立する統合レイヤーの設計が、この案件の技術的な要でした。特に在庫同期まわりのデッドロック対策では、DBの深いレベルまで踏み込んだ判断が求められました。モール側の仕様変化にも継続的に対応できる基盤を作れたと思います。
LET’S BUILD TOGETHER
業務システムをつくりたい。店舗とECをつなぎたい。新しいサービスを形にしたい。
仕様が固まる前から、要件・設計・開発の進め方を一緒に考えます。